インクリメンタルバックアップに変更して快適な作業を得る

CATIA設定

はじめに

CATIAの設定のデフォルト値では、自動バックアップが30分ごとにされる設定になっているはずである。
30分ごとに重いデータだと固まるのは煩わしいですね。

そこで、インクリメンタルバックアップを有効にしてこの自動保存の煩わしさから解放されよう。

ツールからオプションを開く

オプションを開き、一般設定を表示する。

最初の状態だと上記のように自動保存がオンになっているはずだ。

インクリメンタルバックアップにチェックを入れてOKを押す。

CATIAの再起動が促されるので、作業中のデータは保存しておいてCATIAを開き直そう。

これで設定が反映されました。

インクリメンタルバックアップの短所とまとめ

万能に思われる機能だが、異常終了した場合
ロールバックできなければデータは損失してしまう。

確実に30分毎の保存される自動保存に対し、
作業中の差分を一時的に記録しておくので
異常終了した際はその作業をCATIA上で再現することになる。
つまり、再現に失敗した場合は最後に自分で保存したところまで戻ってしまう。

また、図面データなどはどこまで触ったかわかりづらいため敬遠されるであろう。

それでも利便性は遙かによいので是非活用したい。

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